社畜バンドマンのうらっかわ

社会人になって完全趣味と割り切ったバンド活動をどう面白くしていくか、どんな風に切り盛りしているかの、活動事情をお届けします。

高級楽器の購入で起こる金銭感覚の変化

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“高級品”
なんともいい響きですね。

ファッションでも、家電製品でも、
高級品を使用していることで得られる満足感は
なににも代えがたい気持ちなんではないでしょうか?

もちろん、それは楽器にしても同じこと。
1万円くらいのギターよりも
50万円のビンテージギターを弾いたときの方が、
弾き心地にしても、奏でる音にしても、
なんだか気品にあふれ、幸せな気持ちになります。

まさにそれこそが“高級品の魔法”であり、
一般庶民の我々にとっては落とし穴。
バンドマンにとっては、奈落への入り口です。

巷では、よく“バンドマンは金がない”と言われており、
ライブでの収益が上がらないことや、
練習スタジオのレンタル代がかさむなど、
バンド運営が難しいことが、貧困の理由とされています。

しかし、実際はそうではありません。
世のバンドマンが貧困に嘆いている理由の多くは
“高級品の魔法”と、
それがもたらす心理状態のサイクルが諸悪の根源なのです。

本日は、楽器購入を通して、
バンドマンの金銭感覚がどうバグって行くかを見ていきましょう!

とりあえず楽器屋へ試奏に行く

例)この前のライブで対バンさんが使ってたESPのベースよかったな。
例)シングルコイルのギターも1本持っときたいなー。
みたいな、
購買意欲になる一歩前の気持ちって、
誰でも持っているのではないかと思います。

通常であれば、
ネットでよぉ〜く下調べをし、
その上で欲しい気持ちが変わらなければ購入。
といった流れがベターなものかと思いますが、
バンドマンのそれは少々異なります。

もちろん、バンドマンもネットで下調べはするのですが、
楽器の多くは一点物で、個体差が結構あります。
そのため、ネットでの情報は本当に参考程度にしかならず、
結局は楽器屋へ試奏に赴きます。

また、もっと単純に
「暇だし、楽器屋で色々弾かせてもらおう」
といった感じで、
リサーチも兼ねて超気軽に試奏へ出かける
なんてケースもありますね。

車の試乗みたいにハードルが高くなく、
家電の店頭サンプルよりも実践に近い形で試せちゃうところが、
この後の地獄を作るミソになってくるわけですね。

楽器屋店員とのコミュニケーション

楽器屋に到着し、気になった楽器の試奏を開始。
もちろん今回の目的はリサーチですので、
口頭で音のイメージを店員さんに伝え、別の物も試させてもらいます。

はっきり言って、店頭に出ている店員さんのコミュ力は異常です。
こんな面倒臭い客に対しても笑顔で対応してくれますし、
なにより、要望に沿った楽器を色々とチョイスしてくれます。
楽器屋店員さん素敵すぎッ!!

きっと、この簡易的に色々試せちゃう環境がゆえに
店員さんも慣れていらっしゃるんでしょうね。
楽器屋さんからしたら、
この手の客はもちろん、冷やかし客なんかの対応も日常茶飯事。
そして、当然まったく購買意欲のない客に対して
どうやって購買意欲を持たせるかに関しても・・・

ローンの組み方を覚える

「楽器屋の店員さんって本当に素敵!
要望通りの楽器をピックアップしてくれたのはもちろん、
知らなかったメーカーや、木材のことについても教えてくれる!
おまけに、“ローン”って制度も丁寧に解説してくれるなんて!!!」

リサーチ目的で来たはずなのに、
いつの間にか物欲が抑えられなくなっている、
なんてことしょっちゅうです。
そんな時に、
店員さんは甘い言葉で我々バンドマンを誘惑してきます。

「月8,000円くらいでも全然買えちゃうんですよ!
それに、例えばパチンコで勝ったとか、
臨時収入が入ったときとかに支払ったりすれば、
ローンなんてすぐ終わりますよ!
現に、僕も60万のビンテージギターをローンで買ったんですけど、
全然辛くなかったですねー!
それに、こちらのギター、かなり鳴りいいじゃないですか?
このクラスって中々入荷しないんですよね〜」
※当時20歳の私にとどめを刺した言葉です。

そんな感じの見事な畳み掛けで
気付けばローンの用紙に記入を進めていた。
なんて、シチュエーションがバンドマン界隈では
常に行われているわけなんですよ。

謎の高揚感

さて、ローンといえば聞こえはいいですが、
ド直球に言ってしまえば、“借金”を背負ったわけです。
しかしながら、胸に抱えた楽器の重みが
そんなこと気にならなほどの高揚感を与えてくれているはずです。

もちろん、新しい楽器を買ったことによる喜びもあるのですが、
決してそれだけではない
なんとも形容しがたい複雑な気持ちがあなたを包み込むはずです。
これは高級楽器を買ったとき独特の感覚なんじゃないかと、
私は考えています。

ともあれ、楽器を買ったからには早く弾きたいと思うことは至極当然。
速攻家路につく、あるいはその足でリハーサルスタジオへ向かいます。
そして、現在の自分の装備品と合わせて音を奏でることで、
初めて高級楽器を買ったんだなぁと実感できることでしょう。
このとき湧き上がる感情が、本当の喜びなのかもしれませんね。

周辺機器の充実を図りだす

どのジャンルでも、
1個高級品を買うと、他も同じグレードの物で揃えたくなってきますよね。

たとえば、バカラのグラスを買ったとしたら、
それに則したお皿も欲しくなったり、
ルイヴィトンのバッグを買ったら、
お財布もそれに則した物にしたくなったりと、
物欲が連鎖していくことは、よくあることなんじゃないかと思います。

これは楽器においても同じことでして、
高級ギターを買ったのなら、エフェクター類もそれなりのものを
高級スネアドラムを買ったなら、シンバル類も・・・
といった具合に、周辺機器のグレードアップをしたくなります。

そして、
「前回Leqtiqueのディストーション買ったから、今回はディレイにしようかな? Flashback X4 Delayって3万切るのか。これにしよう!」
といった感じで、高級楽器に合わせた高級周辺機器を買うことで、
1回3万クラスの出費に怯まない屈強な“散財メンタル”が完成されていきます。

ここまでくれば金銭感覚の崩壊を演出するための仕込みは完了です。
あとは機を待つだけです。

マンネリ化してくる

周辺機材の収集もそこそこ、
あの日に買った高級楽器も自分を構成する一部として、
今日も通常営業を続けています。
あることが当たりまえの生活になっているのです。

そうなってくると、心の底から物足りなさが湧き上がってくるはずです。

悲しいかな、人間という生き物は
無意識のうちに、自身の成功体験、過去の栄光にすがってしまいます。

あの日の高揚感をもう一度味わいたい——
そんな気持ちが、頭の中を巡りめぐってしまいます。

気付けば楽器屋に足を運ぶ自分がいて、
あの日と同じように笑顔の素敵な店員さんから
マイナーメーカーの新作楽器を紹介してもらっています。

ただ、あの日と違うのは、
40万の値札を見ても諦めなくなった精神と、
自分はローンの組み方を知っているということ。

そして・・・

さいごに

いかがでしたでしょうか?

どこかで我に返ってもおかしくはないはずなのですが、
なんでか一度高級品を購入してしまうと、
歯止めが利かなくなってしまいますよね。

まぁ、結果的に良い品が手に入って
生活に張り合いが出ていることは確かなので、
一概にはローンを組むな、なんて言えないところではありますが・・・
ホント「ご利用は計画的に」の一言に尽きますね(苦笑)

ともあれ、高級楽器を手に入れること自体はとても素晴らしいことですので、
皆さんもお財布と相談したうえで、
一度楽器屋さんに足を運んでみてはどうでしょうか?

社会人バンドありがちなシチュエーション3選!

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高校生バンドといえば、
ギター(♂)とボーカル(♀)が付き合いだして、
他のメンバーがジェラって解散。

大学生バンドといえば、
バンドにのめり込みすぎたメンバーが
単位を落としそうになって、突如の脱退表明。

ガチプロ志向のフリーターバンドといえば、
全員この先の不安感からピリピリしてしまい、
喧嘩が日常茶飯事となり、
自称“音楽性の違い”により解散。

などなど、
どの世代のバンドにも必ずと言っていいほど、
ありがちなシチュエーションというものは存在しますよね。

では、社会人バンドの場合はいかがでしょうか?

「社会に出ているいい大人のバンドにそんなのあるの?」

と思われるかもしれませんが、
そんなことありません!
社会人バンドにだって、ありがちなことはたくさん存在します。
たしかに学生時代と比べると、
ちょっと違うベクトルでの話にはなってくるのですが、
社会人バンドだからこその
“ありがちシチュエーション”がいっぱいあるある!

本日は、そんな社会人バンドだからこそ起こる
ありがちなシチュエーションをいくつか見ていきましょう!

遅刻や練習不足を注意できない

いや、ちゃんと注意しろよ!
と思われるかもしれませんが、
意外とそうもいきません。

もしも、遅刻してきたメンバーが、
前日に朝まで残業していたら?
楽曲のコピーが出来ていないのも、
先週まるまる地方に出張していたら・・・
といった感じで、
同じ社会人だから分かる、
もしかしたら自分の身にも起こるかもしれない状況を
オラオラ言えるわけがありません。

もちろん、日ごろから練習しない人であれば論外ですし、
そういったことが続くのであれば、
「君には仕事とバンドの両立は無理のようだね」
と、悲しいお別れをしなければなりません。

ただ、あくまでも我々は社会人バンドであり、
本業は会社員です。
仕事を優先したことを、誰が責められようものでしょうか。
ましてや趣味でやっているバンドならなおさらです。

それでも納得できないバンドガチ思考の方は、
付き合っている彼女に
「バンドと私、どっちが大事なの?」
と聞かれたときのことを考えてみてください。
必死にやっていることを勝手に天秤にかけられて、
心底嫌な気持ちになりますよね?

とはいえ、やっぱり真面目に練習して、
オンタイムで集合したメンバーはちゃんと偉い!
怒る権利もあるとは思います。
ただ、それを行使してオラオラ責めたり、
あからさまにイライラした雰囲気したりせず、
ブラック企業おつ! 残業代で、リハのあと一杯おごってww」
といった感じで、ネタっぽくしてしまった方が、
両者にとっても楽なのではないでしょうか。

会社の知識をバンドに持ってきたがる

バンドメンバーに営業やマーケターの仕事就いている人が
1人でもいると起こりやすいシチュエーションなのではないかと思います。

たとえば曲決めの体で集まったミューティングの席で、
「このバンドをどうマネタイズしていく?」
と議題がビジネス的なものにすり替わるケースが多々あります。

「で、でたぁ〜、ビジネス横文字www」

と、茶化さないであげてください、彼はまじめです(苦笑)。

他にも、
ライブの集客数や、それに伴う回収率、Twitterの反響数なんかを
エクセルでまとめちゃったりする人も出てきますし、
これは流石に痛いなぁと思ったケースでいうと、
自称“バンドコンサルタント”を名乗り、自分のバンドのみならず
他のバンドの運営方針に口出しをしだす人もいるくらいです。

ロジカルシンキングを持ってバンド活動を行うこと自体は素晴らしいことですし、
ぜひとも現役のプロ志向バンドマンにも身に着けて欲しいスキルです。

ただ、まず間違いなく、
「転職したと思ったら、急にお前www」
と内心で笑われますので、出し方には注意したいところです。

また、最初のうちはギャグとして扱ってもらえますが、
こういった運営体制がずっと続くと、
次第に他のメンバーはげっそりとしていきます。

そりゃそうですよね。
元々、好きな楽曲を演奏するために、
趣味で集まったバンドなんですから。

人によっては、
会社のストレスを発散する手段としてバンド活動を用いている場合もあるわけで、
自身の参加するバンドにビジネス的思考が入り込んでくることを
極端に嫌う人だっています。

まぁ当然といえば当然です。
私だって、楽しみにしていた某お笑い番組
地上波で芸人兼起業家がずっとビジネストークをするのを観て、
耐え切れずにチャンネル変えたなんて記憶もありますし・・・

仕事の知識というのは、
出しどころによっては人に嫌な印象を与えてしまうものです。
雰囲気がぶっ壊れてしまう前に、
一度、バンドメンバーと運営方針を話し合ってみる必要があるかもしれませんね。

実はあまり音楽の話をしない

リハーサルが終わったあと、
バンドマンの多くは、その日の録音を聴いたり、
ミスったところを洗い出したり、
いわゆる反省会を行います。

しかしながら、社会人バンドの場合
リハ終了後、あるいはリハ終了間近になると、
反省会ではなく「今日はどこへ飲み行く?」といった話題が先行します。

また、居酒屋に移動後、なんかしらの反省の話をするかと思えば、
「来月同期の女子が結婚するらしくてさぁ」とか
「今月FGOに4万もぶっこんじゃって」などなど
バンドの話には一切触れません。
それどころか、音楽の話もほぼ出てきません。

学生時代は、一晩中プログレッシブロックのルーツを
熱く語っていたような人も、
今ではおすすめのマッチングアプリの話ばかりします。

楽しいを目的に掲げた趣味のバンドである以上、
反省会をしないのはまだわかるのですが、
音楽の話をしないのは如何なる理由があってのものか・・・

まぁ、結果的には、メンバー同士の近況報告の場にもなっていますし、
なにより、くだらない話をした方がお酒がおいしい!
ホント、これに尽きます。

それに、話の内容はどうあれ、
リハーサル終了後パッと気持ちを切り替えて
楽しく飲みに行ける方が、
時間を有効活用できている気持ちになれるんじゃないでしょうか。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

冒頭にお伝えした通り、
学生バンドのあれこれとは
ベクトルの違うことばかりだったのではないかと思います。

きっとそこには、
“大人の事情”というやつが密接に関わっているんじゃないかと思います。
(かっこよく言ってみたかっただけ)
機会があれば、社会人バンドと大人の事情の関係性も
記事にしてみたいですね。

なにはともあれ、
先述のようなシチュエーションに対面した場合、
大人な対応で、笑顔で乗り切っていただけますと幸いです。

元ガチプロ思考の社会人バンドマンの承認欲求が満たされる瞬間

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バンドでの成功を諦めて会社員になったものの、
やはり胸の奥深くでは、昔の栄光にすがる自分がいる。
そんな、なんとも言えない気持ちに悩まされることはないでしょうか?

おそらく、過去に夢中になったことがあり、
夢中になった時間が長ければ長いほど、
今の生活とのギャップに、
人知れず寂しさを覚えてしまうのかもしれません。

しかしながら、あの頃の栄光はもう戻ってこない。
ならば、今ある環境で己を満たしていくしかないでしょう!

キーワードは“承認欲求”
こいつを満たせれば、現在の環境でも楽しくなるはずです!

というわけで、
今日は、元ガチガチのプロ志向バンドマンが
会社員になってから「生きててよかたなぁ〜」と思える瞬間、
もとい、承認欲求が満たされる瞬間を
いくつかご紹介したいと思います!

1.契約を取った瞬間/プロジェクトが成功した瞬間

バンドマンのみならず、
会社でなんかしらの成功を収めることは、
誰にとっても満たされる瞬間ですよね。

ただ、バンドマンにとって
その成功がなす意味は、
通常のそれとは少々異なった意味を持つのかもしれません。

バンドマンの多くは、
一般的な学生が通る交友関係とは少し異なった、
独特なコミュニティで生きて来てます。
そのため、会社に入ってから
「話の傾向が違いすぎる」
なんて悩むことも少なくはありません。
ひどい場合は環境に適応できず、
苦労して入った会社を早々に辞めてしまうバンドマンもチラホラ・・・

そんな独特な価値観を持っているバンドマンだからこそ、
一般的な環境で成功を収めるということは、

「自分の考え方でも社会に適応できた」とか
「やっと社会が自分の考えを認めてくれた」など

単純な達成感だけでなく、
承認欲求が満たされたと感じることができるのではないでしょうか?

2.バンド運営で培った知識が活かせたとき

どんな人でも全く未経験の職種に飛び込むというのは
勇気がいるものですよね。
バンドマンにとってもそれは同じことです。

では、そんな不安はどうやったら吹き飛ぶのでしょうか?

「あ、これ、進研〇ミで出た問題だ!」
といった具合に、自身のノウハウと業務とが結び付いた瞬間、
なんだかその仕事を続けられる気持ちにならないでしょうか。

ただ残念なことに、バンドで経験することの多くは
近しい業界に行かない限り、活かせる場が少ないのが事実です。

一般的な社会人が、
「あ、これ、前職でも話題になったやつだ! 前職のつてで、印刷会社を当たってみよう」
となるシチュエーションがあったとしても、
「あ、これ、KA〇AI音楽教室のハイレベルテキストに出た問題だ!
KA〇AIの講師に、伴奏の依頼を出そう!」
なんて状況は99%起こらないですよね。
(その手の業務を扱う企業に就職されたバンドマンの皆さんはおめでとうございます!
きっと天職ですので、ぜひ今後も頑張ってください!)
バンドマンにとって、
就職後に直面することの多くは未知の領域なのかもしれません。

しかし、そんなバンドマンでも、
多くの変わり者たちと触れ合ったり、
自分のバンドを売るために試行錯誤してみたりと、
実は面白い能力が隠されているケースも多く存在します。

たしかに、ちょっと特殊な業界ゆえに、
一般的な業務には尖りすぎて使いにくいかもしれませんが・・・
もし、その能力をビジネスレベルに落とし込むことが出来れば、
自身のノウハウが社会に通用するという自信、
つまり承認欲求を満たす、きっかけになり得るのではないでしょうか。

3.結局は、自分のバンドのライブが盛り上がったとき

所詮、どこまでいってもバンドマンはバンドマンということです。
日常で上手いこと社畜に擬態しようとも、
会社でどれだけの成果を上げようとも、
バンドを通じて手に入れた喜びに勝るものは、ほぼ皆無です。
(あるとすれば、愛娘の入園式くらい)

たとえ趣味で活動しているバンドだったとしても、
お客さんが盛り上がれば嬉しいし、
黄色い声援が湧けば、
退職届でもなんでも書いちゃうくらい満たされます。

「まだ俺も捨てたもんじゃないな! もっかい目指すか!」
ってな具合に。

むしろ、仕事と両立しながら、
少ない時間でライブ構成を仕上げているため、
盛り上がったときの満足感は、
時間をフルに使っていた全盛期を凌駕するのかもしれませんね。

また、皮肉なことに、
趣味と割り切ってからの方が、
邪念が抜けてるのか、いい演奏が出来たりして
結果的に、昔よりも盛り上がったりするんですよね(苦笑)。

まぁ、なんにしても、
趣味バンドマンにとっても、ライブが盛り上がることが一番!
承認欲求がもっとも満たされる瞬間なのではないでしょうか。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

もともとバンドマンという人種は、
プライドの高い生き物です。
自分の音楽を認めて欲しいといった感情。
つまり、承認欲求を常に抱き活動しています。
それが会社に入った程度で、緩和されるはずもありません。

今まで、バンドマンと関わりのなかった方にとっては
ちょっと扱いずらいと感じるかもしれませんが、
めちゃくちゃ大きい挫折をしていたり、
金銭的にDEAD OR ALIVEな生活を送ったことがあったりと、
順風満帆に生きていては、
決して経験できない体験をしている人も多くいます。

もし会社にそういった人がいる場合、
腹を括って彼らの昔話を聞きに行ってはどうでしょうか?
もしかしたら、思いがけない発見ができるかもしれませんよ。

社会人になって始める趣味で気を付けたいこと5選

 

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そろそろ就職して3年・・・
だいぶ仕事にも慣れてきたし、残業時間も減ってきた。
といった感じで、
生活に余裕が出てきたなぁ、と感じたことはないでしょうか?

そんなとき、

「前から英会話通いたかったんだよね」とか
「暇だからゆるキャン観たんだけど、キャンプっていいなぁ」とか
「学生時代にやってたピアノ、もっかいやってみるか」などなど・・・

前々から興味のあったこと、
または昔熱くなったものにチャレンジしてみたいという意思。
つまり、“趣味”への関心が高まるんじゃないかと思います。

思い立ったが吉日!
そのまま突っ走って、あれこれ趣味グッズを買いに走る!!

のもいいのですが・・・
せっかく始める趣味です。
ちゃんとした向き合い方で、
長く続けられるよう、
まずは一度冷静になって、
趣味のプランを考えてみてはいかがでしょうか?

というわけで、
今日は、社会人になって始めるからこそ起こり得る
趣味の注意点を見ていきたいと思います!

1.仕事との両立

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いわずもがな。
やはり、もっとも重要視されるのはここですよね。
趣味にハマればハマるほど、
会社に居ても趣味のことを考えたくなっちゃいます。
それによって、作業効率が落ちたり、ミスが頻発したり
結局、趣味を始める前の残業時間に戻ってしまうことだってあるかもしれません。

社会人の趣味において、もっとも重要なのは
気持ちを切り替えること

当たり前のことですよね。

とはいったものの、
実際はそんなに簡単に気持ちを切り替えれるわけがありません。
私自身も、週末にライブでもしようものなら、
週明けの月曜日は自称ミュージシャン気分が抜けません。
アーティスト気取って、普段絶対に作曲しないような
ディープでマイノリティな思考の楽曲を作ってしまいます。

いけませんねぇ・・・

なので、趣味が盛り上がった翌月曜は、
趣味のことを考える隙を与えないくらい仕事を引き受ける!
(後輩の仕事をぶんどっったりします)
または可能であれば、いっそのこと有給使っちゃう!
ってぐらい、徹底しないとダメなんですね。
それほど趣味の魔力は強し!

2.金銭感覚の麻痺

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これも趣味を始めることにおけるあるあるですね。

やはり社会人ですので、
中高生のときと違い、欲しいものに比較的簡単に手が届きます。

よくあるエピソードとしては、
「若いころに高くて買えなかったギブソンのギターが、
今となっては手が届く(簡単にとは言っていない)」

おぁ、ちょ、初心者がいきなりギブソンとは!
中々攻めたセレクション!
続かなかったらどぉすんのさッ!

といった感じで、
大人の趣味にとって、
お金は意外とハードルになりにくいのかもしれません。

もちろん、最初に高級品を買うことで、
「せっかく買ったんだし」といった感情が働き、
結果的に長続きする趣味に成長するかもしれません。

ただ、人間はいつでも上を目指す生き物。
「そろそろ上手くなってきたし、もっといいのをGetするか」
みたいな思考が生まれてしまうのではないでしょうか?

つまり、最初に20万のギターを買ったとしたら、
次に「もっといい品をくれぇ・・・」となり、
結果的に40万のギターを求めてしまう体になってしまう可能性があるのです。

また、この時点で金銭感覚は大破しています。

例えば、たまたま立ち寄ったハードオフさいたま大宮西店で、
超絶レアなギターが10万で販売されていたとしましょう。
一度20万のギターを買っているあなたは、

「うぉ!この年代のレスポールが10万!買いだな」

と、本当に必要だったか謎な出費をしてしまうかもしれないのです。
結果、趣味を始める前にあれほどあった預金はみるみるうちに・・・

そうならないためにも、趣味を始める前はもちろん、
始めた後にも欲しい物リスト、買必要なものリストを別に作り、
事あるごとに、本当に必要な物を洗い出していくことが大切ですね。

3.異性の目

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何かに熱中している人が魅力的に映るのは自然の理。
また、何かの分野でめちゃくちゃ知識がある人というのも
かっこよく見えたりしますよね。
(話し方次第でただの痛い人にも受け取られるのですが)

ただ、いずれにしても節度を守っているからこそ、
好感が持てるのではないかと思います。

例えば、NANAMIちゃん(仮名)の彼氏が車を購入したとします。
深み掛かった青が素敵なRX-7です。
「燃費が悪いし、このご時世にスポーツカーかぁ」とか思いつつも、
アイドルに嫉妬しちゃう心配のあるドルオタや、
炎上して自分まで巻き添えを食う可能性のあるYoutuberよりはマシかと思い、
批判的な意見は飲み込むことにしました。

それからというもの、デートに行くときはいつでも車。
一緒にお酒を飲む機会は減ったけど、
御殿場のアウトレットや、海ほたるのサービスエリアなど
今まで行けなかったところに連れて行ってもらえるため、
「これはこれで楽しいなぁ」と思えるようになっていました。

が、違和感は車購入から2ヵ月後に訪れます。
いつも通り、家の前まで車で迎えに来てくれる約束をし待っていると、
予定時刻に明らかに聞き覚えのない轟音がNANAMIちゃんの家へと接近し、
家の前で停車するのです。
まさかと思い、NANAMIちゃんが家を飛び出すと、
やはりというかなんというか、いつも通りの笑みを浮かべた彼氏が
玄関先に立っていました。
これにはさすがのNANAMIちゃんも顔をしかめ、彼氏に向かって
「車、どうしたの? 故障?」
と、問いかけるも彼氏は
「ううん、マフラーを変えてみた」
まったく濁りの無い笑顔で彼は言うのでした。

一見して、なんの変哲もない、
ある意味ではサプライズのような状況ではあるものの、
NANAMIちゃんの脳内では、
「この轟音の出る車で出かけるの? 周りの人にめっちゃ見られるじゃん!?」
って言葉が浮かんでいることは言うまでもありません。

「別に彼女を喜ばせるために改造したわけじゃない」
と仰りたい気持ちも分かりますが、
ならば彼女を乗せない、あるいは事前に了承を得ておくべきですよね。

もちろん個人の趣味ですし、メカの改造は男の子のロマン。
それを辞めろなんて、趣味に生きている私には到底言えないことなのですが、
少なくとも、どんなに魅力的な人でも没頭しすぎるがゆえに、
視野が狭くなり、周囲の人に迷惑を掛ける可能性がある
特に、男女感の価値観の相違はプライベートなところにこそ
顕著に出やすいわけであって、
そこを自覚して趣味に没頭しないと、
いらぬところで自身の価値を下げてしまうのかもしれませんね。

4.同志たちとのコミュニケーション

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趣味に夢中になり、それなりの自信が付いてくると、
当然、自分の実力や知識量を他者と比べてみたくなります。
そんなときによく出るワードが“オフ会”です。

同じ趣味を持つ者同士が集まり、
共通の話題を肴に酒を飲みかわす。
年々、会社以外での交流が減っていく社会人にとって
こんなに楽しい瞬間はありませんよね。

ただ、やはりここでも注意が必要です。

オフ会で上がる大半の話題に、あなたは強く興味を持つでしょう。
知っていること、興味のあることが中心の話題となっているのだから当然です。
しかし、いつしか話題は
あなたがまだ持っていない物、
もしくは買えなかった物の話題へと進化していきます。

オフ会の大目的は同志たちとの交流であり、
その中には“情報共有”といった側面も含まれているので当然です。

ただ、そうなってくると、
「○○の新作買った?」とか
「この前の限定ガチャで○○引けた?」といった
新参者のあなたがまだ持っていない物の話題がチラつくことも少なくはありません。

そして、あなたがまだ所有していないことを知ると、
同志たちはその商品の良さを全力でプレゼンしてくれます。
もちろん、あなたを同志と認めたうえで、
その商品を手に入れて欲しいがための善意のプレゼンです(極稀にマウントを取りたいがための人もいますが)。

さて、ここで脳裏に浮かぶのはどんなことでしょう?

単純に、その商品が欲しいといった物欲だけではなく、
「これを買ったら紹介してくれた彼らも喜んでくれるかも!」
といった、物欲と全く関係のない感情も湧き上がってくるのではないでしょうか。

洗脳、詐欺、マルチ商法・・・
みたいな、聞こえの悪い言葉がたくさん浮かんできそうなものですが、
同志たちは、ほぼ100%善意でプレゼンしていますし、
あなたもそれを重々理解しています。
ってなると・・・その場でポチっちゃいますよね(苦笑)

その心理が悪いとは思いませんし、
同志たちとコミュニケーションを取ることで、
あなたの趣味生活に加わる刺激は計り知れないものだと思います。

ただ、その反面で集団心理のようなものが働きやすい環境であり、
自分が本当に欲しかった物が曖昧になってしまう可能性も無きにしもあらず。

難しいラインではありますが、趣味への投資は冷静な状態で行いたいですね。

5.好奇心の自制心

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趣味を始めてしばらく経つと、
「あれ? 意外と時間あるな」
と感じることはないでしょうか?

もちろん、最初からそんなことを感じれるわけではなく、
趣味の中でも、やりたいことが明確化して、
いつしか効率が上がっていく。
つまりは、
仕事で、慣れと共に効率が上がり
残業が減っていくのと同じ原理ですね。

となると、当然他のことにも興味が湧いてくるはずです。

例えば、コスプレが趣味だとして、
そこに余裕が出てくると、自分がコスプレするだけでなく
「他のコスプレイヤーの写真を撮ってみたい!」
と思い、新しくカメラを購入し、
コスプレイヤー兼カメラマンといった
二つの趣味を併用するケースもあるのではないかと思います。

このこと自体はとても素晴らしく、
マルチに活躍する自分を構築するきっかけにもなる
非常に有意義な手段なのではないかと思います。

ただ、気を付けなければならないのは、その先です。

一見して、二つの趣味同士が深い関連性を持っているため、
効率よく進められそうな気がするのですが・・・
こいつが悪の根源です。

関連度の高い趣味を選べば選ぶほどに、
自分はその趣味に対する知見があるわけで、
目も肥えています。
つまり、腕は初心者なのに、思考だけはいっちょ前。
といった、悲しいギャップが生まれてしまうわけですね。

そして、どうなるかといいますと、
2.でお話したギブソンギターの例を思い出してみて下さい。
知識があるということは、
初っ端からエンジン全開で挑みたくなってしまう火種となります。

後はもう、お分かりですね・・・。

だからといって、関連度の低い趣味を選べと言いたいわけではないですし、
そもそも趣味を2つやることが無理だとも思いません。

ただ、複数の趣味、二足の草鞋を履く場合は
自分にとっての“本業”という位置を明確化させて挑む方が、
気持ち的にも、お財布的にも楽なのではないでしょうか。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
少々否定的なワードも多くなってしまいましたが、
社会人になった今だからこそ始められる、
楽しい趣味がたくさんあります。

しかしながら、時間もお金も、
人間関係さえも有限です。
趣味は私たちの生活を楽しくしてくれる一方で
熱中しすぎると、何かを失うきっかけにもなり兼ねます。
せっかく好きになったのに、
趣味が元凶で身を亡ぼしちゃうなんて絶対に嫌ですよね・・・。

用法用量を守って楽しい趣味ライフを送りましょう!

【タイプ別】社会人バンドマンの生態4選!

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就職して一番強く実感したこと・・・
何事も自分で決めなければならない!
そんな気持ちを抱いた経験ってないでしょうか?

自分で決める、つまり自分自身の生活を己でカスタマイズしていく
例えば公務員をやっていても、ブラック企業に勤めていても
その背景に適した生活を自分で見つけ、体現していかなければなりませんよね。

だからなのか、こと趣味に割く時間の割合だったり、
熱量、スタンスに関しては、その人の生活の色が顕著に現れるのではないかと思います!

特に、時間やお金、コミュニケーションなどなど・・・
色々な側面でコストの掛かるバンドにおいては
こういった違いが顕著に現れる気がしてなりません!

本日はそんな生活スタイルによって変化する、
社会人バンドマンの違いを紐解いていきたいと思います!!
(主観入っとりますので、気になった箇所などコメントでご指摘いただけると嬉しいです)

大学の飲みサーを、バンドで体現!〜酒の肴型〜

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このタイプの社会人バンドマンは、とにかく飲みに行きたがります。
練習が終わった後、ライブが終わった後、
なんなら曲決めのミーティングなんかも居酒屋で行います。
まぁ、趣味でやっているわけなので、
楽しくワイワイやるのは一向に構わないと思いはするのですが・・・
ミーティングを飲酒状態で行うため、
大半の決定事項は翌日以降に反映されません。
確実にLINEでもう一度話合いが行われ、
そこでようやく2曲くらい課題となるコピー楽曲が決定します。
こいったテイストのバンドに、意識高い系のバンドマンが加入してしまうと、
「酒飲みたいだけならバンドやらなくて良くない? バンドやらないなら辞めるわ」
と言い残して、去って行きます。

もぁ〜おっしゃる通り!
真面目にバンドをやりたい、向上心がめっちゃ高い方からすれば、
確かにイライラしてしまうのかもしれませんね。
ただ、彼らも別に不真面目なわけではなく、
純粋に趣味としてバンドを絡めた生活を謳歌しているのです。
許してあげてとは言いませんが、楽しい空気をぶっ壊さないであげてッッ! 

あわよくば脱サラ!〜本気度MAX型〜

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酒の肴型とは打って変わり、
こちらのタイプは、ガチガチの意識高い系です。
とはいえ、メジャーデビューを目指しているわけではなく、
あくまでも自分の音楽を高め、多くの人にそれを伝えることが大目標として
掲げられるケースが多いです。

それってプロ思考と何が違うん?
と思われるかもしれませんが、これは全くの別もです!

現在進行形でバンドにお熱になっているとはいえ、
彼らも厳しい就職活動を乗り越えた社会人です。
今の時代、かっこいい曲を作っていればデビューできるわけではない
ことは理解しています。
デビューするためには受け身でなく、
主体的にプロモーションを行っていかなけらばなりません。
彼らはこういった「演奏外」のバンド運営をするつもりはなく、
めっちゃかっこいい演奏をすることに喜びを感じ、
仕事終わりの時間の大半を練習に充てているわけですね。

ただ、彼らも自分たちはバンドのために努力していると感じています。
もし仮に、いかにも業界人っぽいおじさんが
「君たちいいね、うちの事務所においでよ」
と声をかけてきたら、満面の笑みで契約書にサインしちゃうでしょう(苦笑) 

社会人スタジオミュージシャン!〜YES MAN型〜

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見出しの通り、頼んだらすぐにやってくれる
言葉は悪いですが、
昨今で言うところのバンド○ッチというやつです。
(個人的にもかなりお世話になってるタイプの人なので、悪口じゃないです)

このタイプの特徴は、本当に押しに弱い!

「〇〇のコピバンやりたいんだけどー」とか、
「お前のプレイ好きなんだよねー」とか言うとすぐに付いてきます。

ただ、プロのスタジオミュージシャンと違い、
あくまでも趣味のバンド活動であるためお金は発生せず、
むしろ正規メンバーとして扱われるため、出費がかさむ一方です。

そして、YES MANな性質上、他のメンバーよりも多くのバンドを受け持っているため、
出費や練習にかける時間がどうしても多くなってしまい、
結果的に壊滅的な精神状態に追い込まれる人も少なくありません。

いい人すぎるがために、自己犠牲の精神が強くなってしまうんですね。
私自身も、一人のバンドマンに頼りすぎたが故
その人の奥さんからガチ目のクレームをいただいた経験もあります・・・

バンドマンはやっぱりモテる!〜出会い厨型〜

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こちらのタイプは上記3タイプとは、
少々毛色が異なります。
昨今では、セッションイベントなるものが増えてきており、
そういったイベントを中心に出没するタイプです。

セッションイベントというと、JAZZなんかをイメージし
意識高いプレイヤーたちが、自分の腕を試しに集まる場
なんて想像するかもしれませんが、
最近では、アニソン縛り、2000年代J-POP縛りなど
特定のジャンルや曲にフォーカスし、
みんなで一発セッションするといったイベントが流行しています。

彼らはこういった場に一人で参加し、
そこで出会った人たちと仲良くなることを目的に活動しています。

もちろん、セッションでエントリーする楽曲の練習は
ちゃんとする人が多いので、乱れた場になるわけではないのですが、
中には、あからさまに異性を意識してるんだろうなぁ、と感じてしまう
行動ばかり取る人も少なくはありません。

たしかに、開場前から音楽という趣味がマッチングすることは
100%確定していて、かつ自分のプレイを見せつけられる
アピールチャンスも設けられることを考えれば、
下手な婚活パーティに行くよりは打率は上がるかもしれませんね・・・
しかも「バントマンは金がない」といったイメージが浸透している中で、
自分は社会人であり、定収入をもったバンドマンです。
こう考えると、かなり勝率の高い状況な気がしてきますよね。

もちろん、全ての人が下心を持っているわけではありませんが、
こういったイベントに参加する場合は気を引き締めた方が良さそうです。
※基本的にはセッションイベントは楽しい場です。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?
こうして書き出してみると、面白いぐらい毛色が違いますね。
それぞれが素晴らしく、面白いバンドマンばかりですが、
やはり、それぞれのスタイルを理解していないと、
いらぬ喧嘩が生まれてしまうかもしれません。

改めて、自分の周りのバンドマンのタイプを見直し、
環境に適した楽しいバンド活動を展開していただけますと幸いです。

今後とも何卒よろしくお願い致します。

大人になって初めて、ブログというものを書いていこうと思います!

どうも、はじめまして!

ラジカルちあきと申します。

 

タイトルの通り、大人になってブログを書くというのは初めての試みです。

とはいえ、過去に書いていたものもmixiの日記程度ではあるのですが・・・

(今となっては完全な黒歴史

 

さてさて・・・私は現在、趣味でいくつかのバンド活動を行っているのですが、

やはり学生時代のような自由奔放なスパンでの活動は難しいですよね。

メンバーもそこそこ年齢のいった社畜どもですし、

これはもう全員のスケジュールを抑えるだけでも一苦労。

スタジオ練習の予定を決めるだけなのに何ヶ月も前から調整を行い、

それでも突如発生した休日出勤で欠員が出てしまう・・・

なんてこと、社会人バンドをやられている方なら経験があるのではないでしょうか?

 

「まぁまぁ、みんな仕事忙しいし、いい大人なんだから我慢しようよ・・・」

 

なんて自分に言い聞かせて、無理やり気持ちを押し留めてしまってませんか?

その気持ち、私もよぉ〜くわかります(切実)

 

もちろん「我慢するくらいなら辞めちゃえばいいじゃん」と思われる方がいらっしゃっても至極当然。

というよりも、その流れでフェードアウトしていったバンドマンたちが星の数ほどいることも存じております。

 

ただ、私はそこで辞めるのはなんともったいないッッ!と思います。

 

せっかく楽器が弾ける、または楽器を弾ける友人が身近にいるのだから、

その環境を手放してしまうのは本当にもったいない。

 

これから楽器を始めるという方も同じなのですが、

そもそも楽器を演奏できる人って、出会おうと思わなければ出会えないくらいには少ないんじゃないかと思います。

 

確かに今の時代はSNSを筆頭に、その気になれば求めている人はすぐに見つかるのかもしれません。

ただ、いざ見つけても、そこから意気投合するまでには少なからずのコミュニケーションが必須となってくるわけで、

掛かる体力を加味すると、今ある環境を少しずつでも育てて行く方が幾分か楽なんじゃないかと思います。

(私がバンドやってる奴だいたい友達、とかいうパリピ思考なら話は別なのかもしれませんが・・・)

 

と、少々前置きが長くなってしまいましたが、

このブログでは、私が社会人になってから、完全に趣味と割り切ってから活動したバンド、あるいは出会ったバンドマンたちから学んだ教訓を活かし

社畜が趣味を謳歌するために必要な

“うらっかわ”

のテコ入れをお伝えしていきたいと考えております。

 

もちろん、現在のバンド活動(表側)のお話や

バンド以外の趣味、はたまた仕事であった面白いことなんかもお届けしていければと思います。

 

まだまだ不慣れではございますが、

今後とも何卒よろしくお願い致しますm(_ _)m

(まずは、謎にエモくなっているブログデザインをなんとかせねば・・・)