【タイプ別】社会人バンドマンの生態4選!
就職して一番強く実感したこと・・・
何事も自分で決めなければならない!
そんな気持ちを抱いた経験ってないでしょうか?
自分で決める、つまり自分自身の生活を己でカスタマイズしていく
例えば公務員をやっていても、ブラック企業に勤めていても
その背景に適した生活を自分で見つけ、体現していかなければなりませんよね。
だからなのか、こと趣味に割く時間の割合だったり、
熱量、スタンスに関しては、その人の生活の色が顕著に現れるのではないかと思います!
特に、時間やお金、コミュニケーションなどなど・・・
色々な側面でコストの掛かるバンドにおいては
こういった違いが顕著に現れる気がしてなりません!
本日はそんな生活スタイルによって変化する、
社会人バンドマンの違いを紐解いていきたいと思います!!
(主観入っとりますので、気になった箇所などコメントでご指摘いただけると嬉しいです)
大学の飲みサーを、バンドで体現!〜酒の肴型〜
このタイプの社会人バンドマンは、とにかく飲みに行きたがります。
練習が終わった後、ライブが終わった後、
なんなら曲決めのミーティングなんかも居酒屋で行います。
まぁ、趣味でやっているわけなので、
楽しくワイワイやるのは一向に構わないと思いはするのですが・・・
ミーティングを飲酒状態で行うため、
大半の決定事項は翌日以降に反映されません。
確実にLINEでもう一度話合いが行われ、
そこでようやく2曲くらい課題となるコピー楽曲が決定します。
こいったテイストのバンドに、意識高い系のバンドマンが加入してしまうと、
「酒飲みたいだけならバンドやらなくて良くない? バンドやらないなら辞めるわ」
と言い残して、去って行きます。
もぁ〜おっしゃる通り!
真面目にバンドをやりたい、向上心がめっちゃ高い方からすれば、
確かにイライラしてしまうのかもしれませんね。
ただ、彼らも別に不真面目なわけではなく、
純粋に趣味としてバンドを絡めた生活を謳歌しているのです。
許してあげてとは言いませんが、楽しい空気をぶっ壊さないであげてッッ!
あわよくば脱サラ!〜本気度MAX型〜
酒の肴型とは打って変わり、
こちらのタイプは、ガチガチの意識高い系です。
とはいえ、メジャーデビューを目指しているわけではなく、
あくまでも自分の音楽を高め、多くの人にそれを伝えることが大目標として
掲げられるケースが多いです。
それってプロ思考と何が違うん?
と思われるかもしれませんが、これは全くの別もです!
現在進行形でバンドにお熱になっているとはいえ、
彼らも厳しい就職活動を乗り越えた社会人です。
今の時代、かっこいい曲を作っていればデビューできるわけではない
ことは理解しています。
デビューするためには受け身でなく、
主体的にプロモーションを行っていかなけらばなりません。
彼らはこういった「演奏外」のバンド運営をするつもりはなく、
めっちゃかっこいい演奏をすることに喜びを感じ、
仕事終わりの時間の大半を練習に充てているわけですね。
ただ、彼らも自分たちはバンドのために努力していると感じています。
もし仮に、いかにも業界人っぽいおじさんが
「君たちいいね、うちの事務所においでよ」
と声をかけてきたら、満面の笑みで契約書にサインしちゃうでしょう(苦笑)
社会人スタジオミュージシャン!〜YES MAN型〜
見出しの通り、頼んだらすぐにやってくれる
言葉は悪いですが、
昨今で言うところのバンド○ッチというやつです。
(個人的にもかなりお世話になってるタイプの人なので、悪口じゃないです)
このタイプの特徴は、本当に押しに弱い!
「〇〇のコピバンやりたいんだけどー」とか、
「お前のプレイ好きなんだよねー」とか言うとすぐに付いてきます。
ただ、プロのスタジオミュージシャンと違い、
あくまでも趣味のバンド活動であるためお金は発生せず、
むしろ正規メンバーとして扱われるため、出費がかさむ一方です。
そして、YES MANな性質上、他のメンバーよりも多くのバンドを受け持っているため、
出費や練習にかける時間がどうしても多くなってしまい、
結果的に壊滅的な精神状態に追い込まれる人も少なくありません。
いい人すぎるがために、自己犠牲の精神が強くなってしまうんですね。
私自身も、一人のバンドマンに頼りすぎたが故
その人の奥さんからガチ目のクレームをいただいた経験もあります・・・
バンドマンはやっぱりモテる!〜出会い厨型〜
こちらのタイプは上記3タイプとは、
少々毛色が異なります。
昨今では、セッションイベントなるものが増えてきており、
そういったイベントを中心に出没するタイプです。
セッションイベントというと、JAZZなんかをイメージし
意識高いプレイヤーたちが、自分の腕を試しに集まる場
なんて想像するかもしれませんが、
最近では、アニソン縛り、2000年代J-POP縛りなど
特定のジャンルや曲にフォーカスし、
みんなで一発セッションするといったイベントが流行しています。
彼らはこういった場に一人で参加し、
そこで出会った人たちと仲良くなることを目的に活動しています。
もちろん、セッションでエントリーする楽曲の練習は
ちゃんとする人が多いので、乱れた場になるわけではないのですが、
中には、あからさまに異性を意識してるんだろうなぁ、と感じてしまう
行動ばかり取る人も少なくはありません。
たしかに、開場前から音楽という趣味がマッチングすることは
100%確定していて、かつ自分のプレイを見せつけられる
アピールチャンスも設けられることを考えれば、
下手な婚活パーティに行くよりは打率は上がるかもしれませんね・・・
しかも「バントマンは金がない」といったイメージが浸透している中で、
自分は社会人であり、定収入をもったバンドマンです。
こう考えると、かなり勝率の高い状況な気がしてきますよね。
もちろん、全ての人が下心を持っているわけではありませんが、
こういったイベントに参加する場合は気を引き締めた方が良さそうです。
※基本的にはセッションイベントは楽しい場です。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
こうして書き出してみると、面白いぐらい毛色が違いますね。
それぞれが素晴らしく、面白いバンドマンばかりですが、
やはり、それぞれのスタイルを理解していないと、
いらぬ喧嘩が生まれてしまうかもしれません。
改めて、自分の周りのバンドマンのタイプを見直し、
環境に適した楽しいバンド活動を展開していただけますと幸いです。
今後とも何卒よろしくお願い致します。